自分の人生が何か違うと感じたとき大切にすべきなのは風船のようなものなのかもしれない「プーと大人になった僕」

5月 16, 2020

 

ディズニーの「くまのプーさん」を原作に製作された実写映画。ひと言でいうとかわいい。かわいい見た目をしているのに言うことがかわいくなくて、それがかわいくてイライラします。ぎゅっとしてぶんぶん振り回したくなります。疲れているときに見るとちぐはぐな会話にイラっとしてしまうかもしれないので穏やかな気持ちのときに見るのがおすすめだよ。

プーと大人になった僕が教えてくれた人生哲学

大人になると「大切にしないといけないもの」が多すぎて「大切にしたいもの」が見えなくなるよね

おつむが小さいことを自覚しているプーさん。

「僕が前に進む時は、それまでいた場所を離れるんだよ」 と、小泉進次郎のように当たり前のことをそれっぽく言ってみたり。

仕事を「それは風船より大切?」と聞いてきて、「当たり前やん」と即答してしまいそうになるけど、よく考えてみると「やっぱ風船大事やん」と思えてくるし。

考えさせられるこっちがイライラしてしまいそうな質問を投げかけてきます。

忙しい毎日を送っていると適当に聞き流したくなるような質問ばかり。

なんだけど気持ちに余裕をもって改めて考えてみると、刷り込まれたものをわけもなく正しいと信じて生きていたことに気づき、凝り固まった思考がほぐされる質問なんですよね。

考えていられないようなことを考えさせようとするプーさんを見てイライラするか受け止められるかで見ている自分自身の心に余裕があるかどうかがわかる映画です。

キャラクターグッズでしかプーさんを見たことがなくて、絵本やアニメでどんなキャラなのか知りませんが、おそらくこんな感じのおっとり屋さんなんでしょうね。

心のコンディションを知るバロメーター代わりに時々見返したくなる素敵な作品に仕上がっているのがさすがディズニーの作品です。

プーと大人になった僕の基本情報

原題Christopher Robin
公開日2018-08-01
言語英語
作品時間104分
出演ユアン・マクレガー, Hayley Atwell, Kumud Pant, Bronte Carmichael, ジム・カミングス, ブラッド・ギャレット, Nick Mohammed, トビー・ジョーンズ, Peter Capaldi, Sophie Okonedo, Sara Sheen, マーク・ゲイティス, Oliver Ford Davies, Ronkẹ Adékoluẹjo, Adrian Scarborough
監督Marc Forster

あらすじ

少年クリストファー・ロビンが、親友のくまのプーや仲間たちと別れてから長い年月が経った。大人になった彼は、妻と娘と共にロンドンで暮らし、 仕事中心の忙しい毎日を送っていた。ある日、家族と実家で過ごす予定だった週末に仕事を任されてしまう。そんな折、彼の前にかつての親友プーが現れ、森の仲間を一緒に探してほしいと頼まれたので子供の頃プーたちと過ごした“100エーカーの森”へ行く。仲間たちとの再会に喜びと懐かしい日々を感じながらも、仕事のため急いでロンドンに戻ったクリストファー・ロビンは、森に会議の重要な書類を忘れてきてしまう。

プーと大人になった僕を視聴可能な動画配信サービス

本ページの情報は2021/08/01時点のものです。最新の配信状況は公式サイトにてご確認ください。
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