
リラックスして映画を観たい人におすすめです。セリフをそのまま心に受けとめていくだけで楽しめる内容。それなのに映画が終わるといつも過ごしている部屋が違って見えること間違いなし。
こんな人におすすめ
- ニューヨークの暮らしに憧れがある人
- 心への負荷が少ない映画を観たい人
- ハッピーエンドが観たい人
- 幸せの価値観をひとつ増やしたい人
- アマゾンプライム/U-NEXTに入会済みで暇つぶしに楽しめる映画を探している人
掴んでいるものが幸せとは気づかず手放していた
あらすじ
画家の夫アレックスと元教師の妻ルース、二人が40年間暮らすのは、ブルックリンを一望できる最高の我が家。しかし、この家には唯一の欠点が…それは、エレベーターがないこと。ある日ルースは、愛する夫と愛犬のためにとこの“眺めのいい部屋”を売ることを決意した。戸惑うアレックスをよそに、姪っ子の敏腕不動産エージェントによって億の値で売りに出されることがあっという間に決まり、オープンハウスの手筈が整うが…。
引用:ニューヨーク眺めのいい部屋売ります/YouTubeムービー
作品情報
公開日 | 2016年 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
国/言語 | アメリカ/英語 |
監督 | チャーリー・ピータース |
キャスト | モーガン・フリーマン ダイアン・キートン シンシア・ニクソン |
参考:ニューヨーク眺めのいい部屋売ります/Wikipedia
感想
久々に心に残る映画と出会いました。暇なときにBGM代わりに流しておいてもいいかもしれません。
ニューヨークの町並みやニューヨーカーの暮らしが垣間見れて海外旅行をしている気分になれるし、部屋のインテリアはオシャレで見たあとに模様替えしてみようかなっていう気持ちになるし。ストーリーとは関係ない部分も楽しめて、退屈せずに時間が過ぎます。
真剣に観なくても展開が読めるストーリーなのに、登場人物が交わす言葉が心地よくて見入ってしまいました。特にモーガンと子供の会話がなんかいいんです。日常会話なようで心の奥深くに触れる会話。
この映画を観ると、幸せな人ってこういう人を言うんだなって、今の自分と比べて暗然としますが、この映画が本当に伝えたいのは「手にしている幸せに気づかず手放そうとしていませんか?」というところなんですよね。
大事なのは「誰と過ごすか」であって「どこで過ごすか」ではない、という内容の映画なんですけど、一緒に過ごす人がいない私にも気づいていない幸せが何かあるんじゃないかと考えるきっかけを与えてくれました。映画を見終わったあと、いつもの部屋が違った風に見えて愛おしく思えます。
「ニューヨーク眺めのいい部屋売ります」 を視聴できる動画配信サービス
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