ロケットマンが教えてくれた人生哲学
人は誰しも弱さを抱えて生きている
毎日、色々なことがありますよね。仕事で上手くいかないこと、恋愛で心がもやもやすること、誰かに言われた一言がずっと引っかかっていたり。私自身も、完璧にこなしたいと思っていても、なかなか理想通りにはいかないことばかりです。特に、甘いものが好きで、ダイエット中でもついついケーキやチョコレートに手が伸びてしまうんです。
今日見た映画「ロケットマン」は、伝説のミュージシャン、エルトン・ジョンの半生を描いた作品で、華やかなステージの裏側で、彼がどれほどの苦悩や葛藤を抱えていたのかが描かれていました。
映画の中で、エルトンは幼少期の寂しさや、プレッシャー、人間関係の難しさなど、様々な「弱さ」と向き合っていきます。アルコールや薬物依存に苦しむ姿は、見ていて胸が締め付けられるようでした。でも、彼は自分の弱さを認め、もがきながらも立ち上がろうとしていました。
画面に映るエルトン・ジョンに私自身とを重ねて見てしまい、ダイエット中なのに甘いものを食べてしまうのは私の弱さかもしれない、けれど、私だけが抱えている悩みではない、と映画は教えてくれているように感じました。
人間は誰でも、何かしらの弱さを抱えて生きているのではないでしょうか。完璧に見える人でも、心の奥底には悩みや不安を抱えているものだと思います。SNSを見ていると、キラキラした生活を送っている人がたくさんいますが、それはほんの一面でしかないのかもしれません。
完璧を目指すことは悪いことではありませんが、度が過ぎると自分を苦しめてしまうことがあります。「完璧でなければならない」と思いすぎると、少しの失敗も許せなくなり、自分を責めてしまう。そして、ますます心が疲れてしまうのです。
映画の中のエルトン・ジョンも、完璧であろうとすればするほど、苦しくなっていたように見えました。でも、彼は最後に自分の弱さを受け入れ、ありのままの自分を表現することで、輝きを取り戻しました。
私たちも、自分の弱さを認め、受け入れることが大切なのかもしれません。弱さがあるからこそ、人に優しくなれる。弱さがあるからこそ、成長できる。そう考えると、弱さもまた、自分の一部なのだと思えるのです。
もしあなたが今、自分の弱さを感じているのなら、ぜひ映画「ロケットマン」を観てみてください。きっと、心が少し軽くなるはずです。そして、映画を観終わった後には、自分の弱さも愛おしく思えるかもしれません。
この映画は、自分の弱さと向き合い、それでも前へ進みたいと願う全ての人におすすめです。
ロケットマンの基本情報
原題 | Rocketman |
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公開日 | 2019-05-17 |
言語 | 英語 |
作品時間 | 121分 |
出演 | タロン・エジャトン, Jamie Bell, リチャード・マッデン, ブライス・ダラス・ハワード, Gemma Jones, Steven Mackintosh, Tom Bennett, Matthew Illesley, キット・コナー, Charlie Rowe, Peter O'Hanlon, Ross Farrelly, Evan Walsh, Tate Donovan, Sharmina Harrower |
監督 | Dexter Fletcher |
あらすじ
シングルとアルバムの総売上は全世界で3億枚を越える伝説的ミュージシャン、シンガーソングライター“エルトン・ジョン”の半生を描いた話題のミュージカル超大作。
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